魂のピアニスト
フジコ・ヘミングさん
確か数年に一度くらい近くの公会堂でコンサートが開催されていたはずも
チケットは入手不可能でもっぱら動画鑑賞だったけど
私が良いな、と思ったのは
ショパンのエチュードで「別れの曲」
リストの「愛の夢第3番」
どちらも美しくゆったりとした主旋律から、
一転激しくメロヂイアスな主題部
そしてまた、穏やかな主旋律へと戻る曲で
彼女の溜めの効いた演奏技巧は
感動のひと言
もちろん速く正確に弾くことは難しいけれど
同じくらい、ゆったり溜めて
抑揚を持たせることも難しくと思う
彼女は特に後者に優れていたのだろうと思う
また、人柄は演奏に出る
幾多の苦難を乗り越えて来た彼女にしか成し得ない、技術を超えた心の演奏
人はそこに安心を感じ
勇気をもらうのだろうと思う
そうだっ
オブジェと化した我が家のピアノ
久しぶりに・・弾いてみようかな・・・いつもは・・・あなたの上をはう・・・この指で ・・
(//∇//)